川は私たちの生活環境に欠かせないものであり、古くは川を生活の源として川中心の生活圏が形成されてきました。そうした中、2級河川一宮川と南白亀川は、たくさんの支流を集め、長生郡市を貫いて流れながら、地域の文化や生活などにおいて中心的な役割を担ってきました。昭和40年頃までは、子どもも大人も水泳に興じ、魚影も濃く、釣った魚は食卓を賑わしたものでした。

 

 ところが、その後の高度経済成長期を通じて工場、ゴルフ場、家庭からの産業・生活雑排水、あるいは下水道や農業集落排水の未整備地区からの排水が直接川に流れ込み、水質の悪化を招き、一宮川も南白亀川もいつか川は自浄能力を失っていきました。現在、川で泳ぐ人を見ることはできません。釣り人は絶えることはありませんが、釣果は減っていますし、釣り上げた魚を食することには抵抗があるのが実状です。そこにはかつての清流はもはや存在していないのです。

 こうした現状を踏まえて私たちは、まず一宮川及び南白亀川浄化への広域的かつ実践的な取り組みを開始し、活動の社会的な認知を得て、さらに活動の輪を大きく広げ、一日も早い清流の実現と美しい景観の長生郡市を目指すため、長生郡市の活動団体として、「清流保存会・ちょうせい」を発足させました。対象河川を一宮川と南白亀川としたことにより、対象地域も長生郡市7市町村と広がりました。さらにはより多くの会員を集めることで、より広範囲に、より効果的に活動することが可能となりました。

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